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蝉ブローチ
自分の持っていない要素を子供が持っていると
親としては少なからず嬉しいって思えます。

娘は虫たぐいをいじくる事ができるようです。
先日も幼稚園のお預かり(延長)で他学年の男の子たちと
元気に虫を追っかけまわし、
服にセミのブローチを3つほど引っさげて帰ってきました。

家でも死んだセミを虫かごで飼っていて
「おかあさんセミみせてあげるね」と、
食事時にもかかわらず急いで走って取ってきて

「ほれほれ、これはね~、うごかないんだよ~」

「これはね、こうしてやるとくっつくんだよ~。ぺたん」

自分の胸のところにペタンと貼り付けてキャハハと喜んでる。

「ほ~ら、こうしてハネをパタパタ~って、やるんだよ~」

死んだセミの羽を引きちぎれそうなくらい上に持ち上げて
嬉しそうに私に見せてくれます。
ありがと。もう満足。頼むから。もういいってば。

たおやかで美しい女性になって欲しいとは
心底思っていませんので
どうかそのたくましさを現状維持で引き継いでいってください。

そういえば私は完全な右利き、反右脳派(左脳派ではない)なのですが
娘は左手を使うことができます。右手も使えます。
食事なんかは主に左で食べます(いや両方で同時に食べてるかな)
こういうのも少し嬉しい要素です。
by noah_s_ark | 2006-08-09 12:16 |
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